2008/10/08 15:10
「陰陽師」夜光杯の巻を読了しました。相変らず、さくさくと読めますね。
今回はあまり救いのない話もなくて、心地良かったです。
しかし、あまりに二人の言動が・・・(笑)
ちょっと分けます。
仲が良いのは知ってました。
けど、この本では、顕著ではないですか(笑)
清明がからかって、博雅がすねるし。
何か痴話喧嘩っぽい導入部が多いし
やたらに清明は博雅の笛を褒めるし。
清明はいつも博雅を誘うし(これはどこかの准教授も一緒か(笑))
え〜!これを言うのか〜!みたいなのも多いし。
で、つい抜書きしてしまった(笑)
『花占いの女』では清明が、
「まあ、よいではないか。おれとおまえの仲は、正忠様もご承知のことだ。・・・」
・・・なんかね。
いや、身分違いだけど、友人だってことを言いたいのは判るけど。
『月突法師』では博雅が、
「だからなあ、清明よ。おれは、今日この一日、おまえと酒を酌みかわしている今夜のこのひとときを、こよなく愛しく想うているのさ」
「おれもだ」
・・・言いたいことは判るんだけど、どうも(笑)
『食客下郎』では清明が、
「いやいや博雅よ。おれの傍にいるのがおまえであったればこそ、おれもくつろいで自然のものでいるこちができたのさ。他の者ではそうはゆかん」
・・・愛の告白だと思って良いですか(笑)
そして、もっとすごい会話(笑)
「なあ、清明よ」
「なんだ、博雅」
「いつ、おれが、どのような死に方をするにしてもだ……」
「どうした」
「こうしておまえとこの世で出会うて、こうしてともに酒を飲んだ夜があったことを思えば―」
「思えば?」
「生きていたことの意味があったということさ。それは、つまり……」
「つまり?」
「いずれ死ねるにしろ、それはそれで運命ということであろうよなあ」
「うむ」
「それでよい」
「うむ」
「この世に、おまえがいてよかったと、おれはしみじみと今、そう思っているのだよ、清明―」
「馬鹿……」
「馬鹿?」
「そうようなことを、ふいに言うものではない、博雅―」
「何故だ」
「おれの心にも準備というものがあるからだ―」
「ふうん」
・・・のけぞった(笑)
邪推しまくった私をお許しください^^;

